以前の記事
Vol.1 道州制について
橋下大阪府知事×西川福井県知事対談(抜粋)

●地方自治と道州制について

平成の世になって20年。すでに霞ヶ関(中央省庁)だけでは、日本の47都道府県すべてを動かすことは不可能になってきています。 しかし現在もなお、中央省庁は東京にあり、各役所の役人が東京で生活をしている以上、彼らはどうしても東京からの視点でしかモノを考えられません。そしてそれが結果として、東京への一極集中を助長していることにつながっていると思われます。 このまま地方のことを霞ヶ関に任せていては、すべての地方はさらに衰退していきますし、やがて彼らに見捨てられる日が来るでしょう。

こういった状況を打破するためには、「地方分権」しかありません。 地方のことは、地方に任せることが最良の策なのです。なぜならその地のことは、そこに生まれ、そこで生活する人間が一番よく判っているからです。

言葉が悪くなりますが、今すべての地方は霞ヶ関に「隷属」しているような状況です。 予算と権限を握っているのが霞ヶ関である以上、彼らのやり方に従わざるを得ないのです。自分たちが使う自分たちのお金は、いつでも自分たちが持っていなければなりません。 大切なお金は、人に預けていればいつの間にか消えてなくなってしまうものなのです。

このまま何もせずに待っていては、いつまで経ってもこのままの状態が続くでしょう。いやさらに悪くなるかもしれません。

これから大阪をはじめ、すべての地方は霞ヶ関から予算と権限を奪いに行くべきです。 そしてそのためにも、これまでの都道府県という小さな区分けを再構築し、より大きなカテゴリーとして「道州制」という枠組みを新たに形成し、みんなで一緒に国に対して税源移譲を迫り、本当の意味での地方分権を勝ち取るべきなのです。

これからこの大阪は、京都や兵庫など近隣の府県と手を携え、国や中央省庁と対等に話し合いが出来る「関西州」としてまとまり、国内だけではなく、国際的にもその立場をアピールし、広くアジアや世界に対しても交流を深めていく必要があると思います。

そのためにも、橋下徹は大阪府知事として、地方分権、そして道州制の実現に向けて、ひたすら邁進していく所存でございます。

道州制について